Sanwa (三和電気計器)のデジタルマルチメータCD771で乾電池の電圧を測定しようとした所、新品の電池に対しても全く反応がなかった。
最初はテストリードの断線や端子の接触不良などを疑ったが、ヒューズの切断という可能性に思い至った。調べてみると、電流(uA/mA)/1.5V乾電池の電圧測定を行う端子 (図1の赤矢印)に繋がる500mA/1000Vのヒューズが切れていると分かった。
あいにく予備のヒューズを持っていなかったため、通販で調達し交換した。
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図1 CD771の正面。赤矢印は小電流/1.5V乾電池の起電力測定の端子 |
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図2 CD771の背面。赤矢印は乾電池ボックス固定用のネジ穴 |
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図3 左は取扱説明書の上に乗せた乾電池ボックス。右の本体の赤矢印はネジ穴 |
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図4 左は本体正面側。赤線で囲んだ場所に今回切れたヒューズが取り付けてあった。 右は本体背面側で赤矢印は予備ヒューズを入れておく場所 |
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図5 今後に備え、カバーを外して予備のヒューズを入れておく |
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図6 新しいヒューズを入れる。逆の手順で本体を組み立て、動作チェックをして作業終了 |
ちなみに、使用されているヒューズはガラスのケースに入ったタイプではないため、外見からは切れているかどうかが分からない。従って、デジタルマルチメータの導通チェック機能などを使って導通を調べる必要がある。
今回は別のデジタルマルチメータで導通を調べたが、仮にCD771しか持っていなくてもヒューズを取り外した状態で一旦組み直して導通チェックは可能だ (導通チェックの端子は今回切れたヒューズと関係ないので)。
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