2017年12月4日月曜日

Saka Keyという選択肢

Firefox 57 (Firefox Quantum)ではlegacy extensionsであるVimperatorや (そのalternativeであった)VimFxが押し並べて使えなくなる (cf. http://typeinf-memo.blogspot.com/2017/11/firefox-57-aka-firefox-quantum.html)。以前のentryでalternative browserであるWaterfoxについて紹介した (cf. http://typeinf-memo.blogspot.com/2017/11/keysnail-user-waterfox.html)が、最新のFxに乗り換える場合にはSaka Keyという選択肢がある。

cf. https://github.com/lusakasa/saka-key

Saka Key


Saka KeyはWebExtensions対応なのでFx 57以降も継続して利用可能だ。VimperatorやVimFxほどcustomizeの自由度はないが、差し当たってVi(m)っぽいkeybindでFxを操るには問題ない。

個人的にSaka Keyは設定が簡単 (項目数が多過ぎない、変更方法が直感的)で使いやすいと思う。

一方で、addonの画面など一部のwindowでkeyboard navigationがきかなくなる場合がある (おそらく仕様)のと、history関連にkeyを割り当てられないなどの不便な点もあるので、これから改善されていけば良いなと思った。

Extensionsやcustomizeとの付き合い方


KeySnailとかVimperatorとかがそうなのだが、徹底的にcustomizeできるようにしようと頑張れば頑張るほど、Fxの(公開されていない)深い部分に突っ込むことになり、core側で大きな変更があった場合に対応不能 (或いは全面的なrewrite)になってしまう。そうならないためには、web browserの浅い部分だけをさらっとなぞるだけにする (=WebExtensionsを使う)必要があるが、今度は痒い所に手が届かない (届きにくい)。

変化が早い時代には、好みに基いて徹底したcustomizeを施すよりも、適当な所で妥協して御仕着せのUIに合わせる方が良いのかもしれない (web browserに限らず)。表層だけならどのweb browserも似たようなものだから乗り換えも自由自在だ。

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