2017年8月7日月曜日

Banana FMにおけるAWS Pollyの応用事例に見るコミュニティFM局の今後

和歌山県のコミュニティFM局「Banana FM」が、7/31からAmazonの提供するクラウドベースのテキスト読み上げサービス「Polly」(cf. [よくある質問 - Amazon Polly | AWS](https://aws.amazon.com/jp/polly/faqs/))を利用した「ナナコ」による放送をスタート (cf. [人工知能 ナナコの放送が始まりました|Banana FM 87.7MHz](https://877.fm/new.php?id=94))。

慢性的に人手不足だったり、仮にそうでなくても様々な問題から24/7な対応が難しかったりする小規模なCFM局は、BananaFMの取り組みを参考にして似たような手段を取るんじゃないかと。

緊急地震速報にしても、特別警報にしても、避難に関する情報に関しても、深夜とか祝祭日とか年末年始とかに関係なく起こりうる事態すべてに、地方の小さいCFM局が対応するのは本当に難しいと思う。だからこそ、情報が出たら人間が居なくても (或いはワンオペ状態でも)自動的に流す仕組みが必要で、それとPollyのようなtext-to-speech serviceは相性が良い。

そのうち、Twitter上のbotみたく、24/7でTTSが喋り続けるラジオなんてものができたりするんだろうか (或いはもうあったりするのかも)。


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